皆さんこんにちは!
久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。
第3シリーズ:相続手続きは行政書士にお任せ!
テーマ:大切な家族のために、しっかりサポート
今回は、相続手続きのサポートを得意とする行政書士がどのように皆さまのお力になれるのかをお話しします。
相続手続きは、複雑で時間がかかるだけでなく、家族間のトラブルが起きやすいデリケートな問題です。
多くの方が「何から始めればいいのかわからない」と悩まれることが多いですが、行政書士はそんなお悩みを一つひとつ解決し、スムーズな相続手続きをお手伝いします。
1. 相続手続きの主なサポート内容
1-1. 遺産分割協議書の作成
相続人全員で話し合い、遺産をどのように分けるかを決めた内容を正確な書類にまとめるのが遺産分割協議書です。
- 法的に有効な書類: 協議書が正しく作成されていないと、後々のトラブルの原因になりかねません。行政書士は法律に則った書類を作成し、安心を提供します。
- 金融機関や法務局での使用: 協議書は、不動産の名義変更や預貯金の解約手続きなどで必要になるため、重要な役割を果たします。
1-2. 相続関係図の作成
相続人が複数いる場合、誰がどのような権利を持っているのかを整理する必要があります。
- 見やすい図で整理: 戸籍謄本などの情報をもとに、相続関係を図にしてわかりやすくまとめます。
- 手続きの第一歩: この図があると手続きがスムーズに進み、誰が相続人になるかが一目でわかります。
1-3. 役所や銀行の手続き代行
相続手続きでは、役所や金融機関での煩雑な手続きが発生します。
- 行政書士が代行: 役所への届け出や銀行での手続きなどを代行することで、ご家族の負担を軽減します。
- 時間と労力を節約: 慣れない手続きを一から進めるストレスから解放され、他の大切なことに時間を使えます。
2. 相続手続きのポイント
2-1. 「早めに動くこと」が大切
相続手続きには期限が設けられているものも多く、早めの対応が重要です。
- 相続放棄の期限: 相続を放棄する場合、被相続人が亡くなったことを知ってから3か月以内に家庭裁判所に申し立てる必要があります。
- 税金の申告期限: 相続税の申告は、相続開始(通常は被相続人の死亡)から10か月以内です。
2-2. 専門家に相談するメリット
- 法律に精通: 行政書士は法律の知識を活かして、適切なアドバイスとサポートを提供します。
- 手続きの見通しを立てられる: 必要な書類や手続きの流れを明確に説明し、計画的に進めることができます。
- トラブルの防止: 曖昧な取り決めや書類の不備が原因で起きるトラブルを未然に防ぐことが可能です。
3. 実際のサポート事例
事例1: 複雑な相続関係を整理
- 状況: 相続人が10名以上いるケースで、戸籍謄本を集めるのに苦労していたご家族。
- 行政書士の対応: 戸籍謄本を収集し、相続関係図を作成。さらに遺産分割協議書を作成して全員の合意を得るサポートを行いました。
- 結果: スムーズに手続きが完了し、ご家族全員が納得のいく形で相続を終えることができました。
事例2: 短期間での名義変更
- 行政書士の対応: 必要な書類をすべて整え、法務局での手続き代行を実施。
- 結果: 短期間で名義変更を完了し、安心して住宅を利用できるようになりました。
4. 相続手続きで知っておきたい注意点
- 財産目録の作成: 財産をすべて把握するために、預貯金、不動産、有価証券などをリスト化しましょう。
- 遺言書の確認: 被相続人が遺言書を残している場合、その内容を尊重する必要があります。
- 専門家の選び方: 行政書士だけでなく、必要に応じて税理士や弁護士とも連携することが大切です。
5. 行政書士に依頼するメリット
- 手続きが早く進む: 手続きの専門家である行政書士に依頼することで、スムーズに進行します。
- ストレスの軽減: 煩雑な手続きを任せることで、精神的な負担を軽減できます。
- 安心感: 正確な書類作成や法律に基づいた手続きで、安心して相続を進められます。
次回予告:行政書士が作成する契約書
次回は、行政書士が作成する「契約書」について詳しく解説します。
日常生活やビジネスで役立つ契約書の重要性や、行政書士がどのようにサポートできるかをお話しします。
以上、第3回行政書士雑学講座でした!
次回の第4回もお楽しみに!