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第4回行政書士雑学講座

皆さんこんにちは!

久保田行政書士事務所、更新担当の中西です。

 

 

第4シリーズ:ビジネスに欠かせない契約書作成

テーマ:トラブル回避!安心の契約書づくり

 

 

今回のテーマは「ビジネスに欠かせない契約書作成」です。

契約書は、ビジネスにおいて信頼関係を築き、トラブルを未然に防ぐための重要なツールです。

しかし、内容が曖昧だったり、不備があったりすると、思わぬトラブルにつながることも。

行政書士は、専門知識を活かして安心の契約書作成をサポートしています。

今回は、契約書の重要性やポイント、そして行政書士がどのように役立つかを詳しくご紹介します!

 

 


1. 契約書の重要性:ビジネスの基盤を築く

 

 

1-1. 契約書は「ビジネスの約束」

 

契約書は、取引相手との約束を明文化したものです。

以下のような役割があります:

 

  • お互いの責任範囲を明確化: 誰が何をするのか、どのような条件で取引を行うのかを明示します。

 

  • 証拠としての役割: 口頭での約束では不明瞭になりがちな内容を、書面で残すことで証拠として活用できます。

 

 

1-2. 契約書がない場合のリスク

 

契約書がない、もしくは不十分な場合、以下のようなリスクがあります:

 

  • 支払い遅延や未払い: 金額や支払い条件が明確でない場合、トラブルが発生しやすくなります。

 

  • 業務範囲の食い違い: 「やった・やらない」の認識違いが原因で信頼関係が崩れることも。

 

  • 法的トラブル: 契約内容が法的に無効となるリスクがあります。

 


2. 契約書作成の基本的なポイント

 

 

2-1. 必要事項をしっかり盛り込む

 

契約書には、以下の基本的な項目を盛り込むことが重要です:

 

  • 当事者の特定: 契約を結ぶ双方の名称や住所を正確に記載します。

 

  • 契約内容: 取引内容や業務範囲を具体的に記述します。

 

  • 期間や期限: 契約の有効期間や納期など、時間に関する情報を明示します。

 

  • 金銭の取り扱い: 取引金額や支払い方法、期限を詳細に記載します。

 

  • 違約事項と解決方法: トラブルが発生した場合の解決方法やペナルティを定めます。

 

 

2-2. 曖昧な表現を避ける

 

契約書は、誰が読んでも明確に理解できる内容であるべきです。

以下のような表現を避けることが重要です:

 

  • 「可能な限り努力する」→ 具体的な行動を記載する

 

  • 「適宜対応する」→ 期限や条件を具体化する

 


3. 行政書士がサポートする契約書作成

 

 

3-1. 専門知識を活かした作成

 

行政書士は法律に精通しており、ビジネスに適した契約書を作成します。

 

  • 適法性の確認: 契約内容が法律に違反していないかを確認します。

 

  • 取引形態に合わせたカスタマイズ: 業種や取引内容に応じて、最適な契約書を作成します。

 

 

3-2. トラブルを未然に防ぐアドバイス

 

行政書士は、契約書を作成するだけでなく、以下のようなアドバイスも行います:

 

  • リスク管理: 契約内容に潜むリスクを指摘し、改善案を提案します。

 

  • 交渉支援: 契約内容を交渉する際のポイントをアドバイスします。

 

3-3. 書類作成だけではない付加価値

 

行政書士は契約書の作成だけでなく、以下のサービスも提供しています:

 

  • 契約書のチェック: 既存の契約書に問題がないかを確認します。

 

  • 関連手続きのサポート: 許認可申請が必要な契約の場合、その手続きも代行します。

 


4. 実際のサポート事例

 

 

事例1: 販売契約書の作成

 

ある企業が新商品を他社に委託販売する際の契約書作成を依頼。

 

  • 行政書士の対応: 販売条件や返品規定、支払い期限を明確化。

 

  • 結果: 双方が納得する契約内容となり、スムーズな取引を実現しました。

 

事例2: 業務委託契約書の改善

 

フリーランスのデザイナーがクライアントとのトラブルを防ぎたいと相談。

 

  • 行政書士の対応: 報酬や納期、著作権の扱いについて具体的な条項を追加。

 

  • 結果: 納品後のトラブルが大幅に減少し、仕事に集中できる環境を構築。

 


5. 契約書作成に必要な心構え

 

  • 早めの準備: 契約の詳細を詰めるには時間がかかるため、取引が始まる前に準備することが重要です。

 

  • 相手との合意: 一方的に有利な内容ではなく、双方が納得できる内容にすることがトラブル防止のポイントです。

 

  • 定期的な見直し: 契約内容は、取引の状況や法律の変更に応じて見直す必要があります。

 


次回予告:行政書士がサポートするビジネスライセンス取得

 

 

次回は、「行政書士がサポートするビジネスライセンス取得」をテーマに、許認可申請の重要性や行政書士の役割について詳しく解説します。

これから新たな事業を始めたい方、必見の内容です!どうぞお楽しみに!

 

 

 

以上、第4回行政書士雑学講座でした!

次回の第5回もお楽しみに!

 

 

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